噛み合わせが引き起こす主な全身症状
歯と「からだの不調」の深い関係
肩こり、めまい、自律神経の乱れ、慢性的な痛みなど、日常生活に支障をきたす身体の不調の原因は一つではありません。
筋肉の疲労や内臓の不調による場合もあれば、お口の中の「噛みしめ」や「顎のズレ」が起因している場合も多々あります。
- 顎の発育不良
乳歯列期からの食生活傾向や身体の使い方による「顎の発育不良」 - 不正咬合の発生
歯並びの不正(不正咬合)が発生 - 無意識の噛みしめ
顎をスムーズに動かす機能が阻害され、「無意識の噛みしめ」が生じる - お口のトラブルの誘発
歯への過剰な負担により、虫歯や歯周病(歯槽膿漏)が誘発される - 慢性的な不定愁訴の形成
さらなる「顎のズレ」や「身体の歪み」へと波及し、慢性的な不定愁訴が形成される
当院では、お身体の不調を訴える患者様に対して詳細な分析を行い、顎の動きや機能を阻害している部位と原因を特定した上で、適切なアプローチを行っております。
噛み合わせの不調に関連する主な全身症状一覧
お口の中の歪みや噛み締めは、頭蓋骨・頸椎・自律神経系を通じて全身の様々な部位に影響を与える可能性があります。
頭部・脳・神経系の症状
めまい、立ちくらみ(脳血流の阻害に関連する症状)、頭痛、自律神経失調症
顎・お口周りの症状
顎関節症、開口障害、噛み締めによる口内炎・粘膜傷害
循環器・呼吸器の症状
不整脈、狭心症等を起こすような胸部・背部の筋緊張、睡眠時無呼吸症候群
整形外科的症状(筋肉・骨格)
肩こり、手足のしびれ、腰痛、膝痛、ヘルニア
耳・鼻・のどの症状
耳鳴り、難聴、メニエール病、鼻炎、咽頭・喉頭の問題
アレルギー・全身性疾患
金属アレルギー、アトピー性皮膚炎、慢性疲労、シェーグレン症候群、リウマチ、不妊
※病院やクリニックの検査で「原因不明」と診断された症状であっても、お口の噛み合わせや顎の位置を調整することで症状が緩和されるケースがあります。
当院における不調原因の特定と治療プロセス
からだの不調の原因を探るにあたり、当院では大きく「噛み合わせそのものの問題」と「お口の中の詰め物(修復素材)の問題」の2つの側面からアプローチいたします。
CASE 1:噛み合わせ(顎の位置や動き)が原因の場合
からだの不調の原因が噛み合わせにある場合、当院ではオーダーメイドのマウスピース(スプリント)を作成し、患者様の体調の変化を確認しながら慎重に調整を行います。
わずか数ミクロン(1000分の1ミリ)単位の微細な調整によっても、体感や症状の変化が生じることがあるためです。
一般的なチェック
歯と歯が噛み合わさる部分(接触面)のみを点検
当院の精密チェック
下顎と頭蓋骨、顔面骨が接近する部分の確認
咽頭や喉頭など、嚥下(のみ込み)に関係する領域の動き
舌の運動範囲
歯と顎がアプローチする部分など、顎の自由な動きを妨げる要因の分析
CASE 2:詰め物・被せ物の素材が原因の場合
お口の中に存在する修復物の素材自体が、からだの不調を引き起こしている可能性も考慮いたします。
お口の中の金属・素材が及ぼすリスク
アマルガム合金
過去に多用された水銀含有素材。少しずつ水銀蒸気が発生し体内に影響を及ぼす。
パラジウム合金
保険適用の金属。口腔内でイオン化しやすく、金属同士で電流(微弱電流)を発生させる。
チタン等のインプラント
環境により有害電磁波の影響や、生体電気信号の伝達障害を引き起こすリスクがある。
噛み締めによる影響
強い噛み締めによって粘膜が傷つき、そこから金属イオンが体内に流入して体調不良の一因となる。
当院の安全対策・素材選定
当院では、不調の原因が金属素材にあると判断された場合、20種類以上の金属サンプルおよび非金属(セラミックや樹脂等)素材を用意しております。
患者様一人ひとりの体質や生体親和性(身体へのなじみやすさ)を確認した上で、最適な素材を選択して作り替えることが可能です。
当院からのメッセージ
「痛む場所」と「原因がある場所」は、必ずしも一致するとは限りません。
長年悩まされているお身体の不調や、各種検査で理由がわからなかった症状をお持ちの方は、一度「お口の噛み合わせ」と「口腔内の環境」に目を向けてみることをお勧めいたします。
当院では、1日2名限定の落ち着いた環境の中で、患者様の全身状態とお口の関係を精密に分析してまいります。